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犬の車いす モニター募集!

小型・中型・大型犬の愛犬家 各.1名様



 近所に歩行困難な犬がおり、また我が家の犬も老犬になり、ヨボヨボヨタヨタと歩き、自力歩行も限界に近づいています。というわけで一念発起し、犬用車いすを開発しました。

 ようやく、小型犬・中型犬・大型犬用と、3タイプ、2輪/4輪の車イスが完成しました。それぞれの機能・性能・耐久性を検証し、さらに研鑽を積むべく、このたびモニターになっていただく方(ワンちゃん)を募集することにいたしました。無償です。

お早めにご応募ください。(できれば、さいたま・戸田・蕨・川口・上尾・新座市にお住まいの方 を希望します。)

■ご応募の方は下記のいずれかにお申し込みください。
メールの場合は、「モニター応募」と記載ください。(うっかり削除防止のためです。)
その際、愛犬の犬種、体重および体高(肩までの高さ)もお知らせください。

Eメール ergo@nihon-creator.comTEL 048-864-2220Fax 048-863-8226
      担当 松本

開発コンセプト

1.飼い主が自分で愛犬のサイズに合わせて調節できる範囲(幅と高さ)を広くする。
 ご承知のように犬の寿命は人間に比べ、はるかに短命です。ですから、現在の車いす使用愛犬が天国に旅たっても、次の愛犬の老後に使用できなければ無駄になります。数代の愛犬にわたって使用できるのが理想的ではないでしょうか。そのために、調節可能量を数センチ以上に拡げました。

2.大型犬でも一人で車いすに乗せられるようにする。
 体重が30kg以上にもなる大型犬を一人で車いすに乗せられますか?怪力の持ち主でなければ困難ですね。そこでいささか工夫をしました。女性が一人でも乗せられるように。
 一本足でも、めげずにがんばるケンちゃん



 この子が、私を犬の車いすの開発に向けたワンちゃんです。ときどき、我が家の前を柴犬を抱えて通る奥さんを、家人が目撃しておりました。家人もその道路で我が家の犬を散歩させているので、親しくなり、事情がわかりました。

 ケンちゃんは、後ろ足が2本共麻痺し、さらに前足も、腫瘍のために片足を切除していたのです。全く歩くことができないわけです。愛犬家の奥さんは、彼を散歩させるには抱えるしかなかったわけです。肩や腕が痛くなるそうです。柴犬としては軽い方ですが、それでも体重は7キロはあるのですから。

 このような事情を私は全く知らなかったのですが、あるとき家人がいいました。近所に歩けない犬がいるから、その子のために、“車いすのようなもの”を作れないか?と。

 私も機械設計者のはしくれ、「そんなものは簡単に設計できるよ。」と気軽に言ってしまいました。ところが、利く足が一本だけなので予想以上に難しく、数回作り直し、現在に至っております。

 今、この4輪車いすは、ケンちゃん宅内でリハビリに使用され、一本足を器用に使って室内を歩行しているそうです。

 車イスに乗ると泣きやむネロちゃんと ママの闘病記

2007年9月、あまり暑くはない日でした。私とネロちゃんの初対面の日です。
優しそうなご主人が、彼女を抱えてお見えになりました。傍らには、若い奥さんが寄り添っています。

「このコ、もうすぐ17歳になるんです。うしろ足がすっかり弱ってしまって・・・」と奥さん。
おとなしくて性格の良さそうなワンちゃんです。物おじもせず、ワンともスンとも言わず、
私を見つめていました。

「そうですか、かなり長生きですね。大事にしてもらっていたんですね。このコは・・・、だけど、
近いうちに前足も弱ってくるでしょうね。」「ハイ、覚悟してるんです。4輪もできるんですか?」

「もちろんです。とりあえず今は2輪にしますが、4輪の部品も追加しておきますよ。」

「それは、自分で取り付け出来るんですか?」「簡単ですよ、ドライバー1本で出来ますから。」
というような会話があり、ネロちゃんはご両親(?)のクルマに乗せられ、中型犬用車イス2号車と
共に、片道90分の道のりを帰って行きました。(彼女の体重は12kg、体高46cmでした。)

これで当分、散歩が楽になるだろう。と思っていました。

ところが、老化スピードが速かったのです。
この頃はまだ、2輪ですんでおりましたが、
なぜか
頭が、右後ろを向く癖が出てきていました。
2007/11/7
 
ネロはこの頃ますます起き上がれなくなりましたが、
本人は起き上がりたくてしかたありません。
ですから車いすがとても役に立っています。

ただ、ネロの場合、体が左に傾いてしまい車いすに乗せると左に倒れてしまいます。それで、右の車輪の上におもりをつけました。(写真右)

重りをつけると、うまくいきました。年取った犬の場合はネロのようになる可能性があります。どちらの車輪にも、重りをつけたり外したりできるといいと思います。

 皆川
2007/11/8

左に傾く対策は、車輪のアームをハの字状にもっと広げる(今でも少し広がっていますが)、
ネジを外して組み直せばできます。そのほうが、王道です。

車イスの設計者は誰でも、脚への負担を少なくするために、極力軽くしようとします。
重りを付けると走行抵抗が増えるので、脚への負担は大きくなります。   設計者
 


皆川さんは
設計者のアドバイスを取り入れ
重りを外して
上の写真のように後輪を大きく
の字に広げて
倒れ防止対策をされました。
2008/1/8

写真を送ります。
ネロは2日前からますます起き上がれなくなってしまいました。以前から頭が右後ろにいってしまい、体が半分に折れるほど右後ろを見ます。

その状態が2日前からもっとひどくなり、前足で支えることもできなくなってしまいました。

車いすに乗ることもできなくなってしまい、困っていたのですが、
前の支えをつけたところ、また車イスに乗ることができるようになりホッとしています。

頭が右後ろを向いてしまい体が右に倒れてしまうので
車椅子に乗ったまま右にぐるぐる回っています。

でもネロは起きていられるのが
いいようで、寝たままだと自分では起き上がれないのでクーンクーン泣くのですが車いすに乗っていれば泣きません。

運動にもなって夜も寝てくれるので、私も
とても助かります。ネロも私も松本さんに出会えて本当によかったです。
それではお風邪などひかれませんように。    
 
 皆川
4輪に乗るネロちゃん
2008/1/23

この写真を撮る2日前にネロの状態がひどくなり、前輪をつけたのですが最初はつけ方のバランスが悪くネロがひっくり返ったりしたので、横に広げたり、後ろを低くしたりしてうまくいくようになりました。

もう少し様子を見て、大丈夫そうならねじを完全に止めようと思っています。

こちらに来ていただけるということで、遠いのに申し訳ないのですが
ぜひお待ちしています。いらっしゃれるのは土曜日か日曜日ですよね?

2月3日、9日は一日中いつでも大丈夫です。1月26日は午後から大丈夫です。

2008/2/6
今週初めからネロが全く起き上がれなくなり
ご飯も食べれなくなてしまいました。今は
小さな注射器で水と離乳食を流し込んでいます。

このままでは9日に来ていただいても
車いすに乗ることができません。様子を見て
どちらにしても金曜日の夜にお電話します。
申し訳ありません。

2008/2/8
ネロは相変わらずの状態が続いています。
寝かせてばかりいると泣くので、家の中に車いすを入れて写真のように体を支えながら乗せています。

老衰だと思います。
この車いすがあったおかげで、ネロは本当に幸せだったと思います。
 皆川

天国からのお迎えが近いことを覚悟されている皆川さん。 悲痛。
車イスごと支えてやらないと倒れてしまうそうです。
こんなに弱ってしまったネロちゃんですが、
車イスに乗ると泣き止むそうです。

それほど車イスが好きなのでしょうか?

それもあるかも知れませんが、多分、四つ足動物の本能で、最後まで立っていたいのでしょう。

野生の動物にとって、
立てなくなるということは重大です。
食べることも飲むこともできなくなるばかりでなく、
すぐに天敵の餌食になってしまうからです。

どんなかたちであれ車イスに乗っていると、
立っているような気分になるのでしょうか。

設計者
 2008/2/13  とうとうその時がやってきてしまいました。
松本様
 
13日にネロは天国へ旅立ちました。
わかっていたことなのですが、今は心にぽっかりと穴があいてしまったようで
何も手に付きません。来週には車いすをお返しできると思います。

短い間でしたが、松本さんの車椅子を使うことができて
ネロは本当に幸せでした。車いすがなかったらずっと寝たきりだったのですから。
本当にありがとうございました。また連絡させていただきます。

 皆川
2008/2/17

皆川 様
 
慰めの言葉も見つからず、返信が遅れてしまいました。
どんなに気落ちなさったことか、お察し申し上げます。
 
ネロちゃんのおかげで、車イスが老犬にとって
無くてはならないものだということが、
本当に実感できました。
 
皆川さんと車イス大好きのネロちゃんに感謝しています。
 
私もお蔭様でますますヤル気になり、目下、大型犬用車イスを製作中です。
 
既に42kgの超大型犬にモニターになっていただいて
好評でしたので、自信をもって進めています。
  
 松本
そして2月22日、皆川さんから次のご感想が届きました。

16歳半を過ぎたころから、すっかり後ろ足が弱ってしまい、もう散歩は無理かと思っていました。
インターネットで探していたら松本さんの車椅子と
出会い、とても助かりました。

ネロは前足はしっかりしていたので
、車いすで後ろ足を支えるたら、歩けるようになりました。
それまでは後ろ足を引きずるようにしていたのです。

でも、しばらくしてから、もう自分では起き上がることができなくなってしまいました。
それでも、ネロも寝た切りは
いやなようで、何とか起きようとするのです。
それで車いすが
とても役に立ったのです。

寝てると起き上がれないのが
悲しいのでしょう。クーンクーンと鳴くのです。

車いすに乗せて庭に出してやると、一生懸命歩いていました。
とてもいい運動になり、夜も疲れて寝てくれるので、
私は
とても助かりました。

ご飯を食べさせたり、水を飲ませたりする時も
車いすがあって助かったのです。
自分では起き上がれないので、
車いすがないと私一人では、片手でネロを支え、
片手でご飯を食べさせなくてはいけなくて
とても大変だったのです。

ですから雨の日も車いすを家の中に入れて
乗せていました。

最後のほうは前足も弱ってきたので前足部分も車輪をつけて補助してあげることで
亡くなる間際まで車いすに乗ることができ、おかげで床ずれをすることもなく
過ごせました。

松本さんの車いすに出会えて、ネロも私も本当に幸せでした。
今は感謝の気持ちでいっぱいです。

 皆川
ネロちゃんに合掌


大型犬用車イス ご使用例
犬種:グレートペキニーズ
 
 体重 42kg
 体高 62cm
愛犬を「伏せの姿勢」にさせた状態で
車イスを装着できますので、愛犬を
上まで抱え上げる必要がありません。

したがって、大型犬でも
一人で車イスに乗せられます。(PAT.P)


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